手術

前日の夜9時以降飲まず食わずで7時55分に手術室へ出発。
それも自分で歩いて。
私のイメージは、ストレッチャーに乗せられて手術着に身を包んで手術室に運ばれていく・・と思ってたら
ハーフパンツとパーカーのまんま看護師さんと先生に連れられ、同時時刻に手術を受ける数人と歩いて手術室へ行きました。
手術室に着いたら、手術台に上がって「上着を全部脱いでください」と言われ、「へっ?ここで上半身裸に?それも数人いる看護師さんや先生の前で脱ぐ??」とビックリ!でも仕方ないから指示に従って自分で手術台に横になりましたよ。
整形外科の手術ってこんな感じ?
で、まわりがパタパタ慌ただしくなってきて、酸素マスクや体に何だかんだいっぱいつけられて、気が遠くなっていく気がして・・・パッ!と目が覚めたら手術が終わってた。
目覚めた瞬間頭が割れるように痛くって、意識朦朧になって、何かに乗せられて病室まで移動しました。
術後4時間ぐらいは枕ダメ。水分ダメで、遠くに娘の顔が見えるんだけど話す元気もなく、意識が遠くなったり戻ってきたりの繰り返しで、自分を少し取り戻せたのは夜中でした。
からだのあちこちに針を刺されてチューブが出てて、身動きとれず体は痛いし・・・「なんで手術するなんて言ったんだろう」と後悔しきり。
一時間おきに目が覚めて、そのたびに夢見て、朝が待ち遠しかったです。
夜中何度も点滴の交換と検温・血圧測定・・看護師さんの仕事って大変だなぁってボーっとしながら考えてました。
食事がとれない事よりも、同じ態勢で寝てると腰の痛さが半端じゃなくって、寝たきりの人達って大変なんだと経験して初めてわかりました。一回看護師さんに手伝ってもらって、あとは何度もナースコールで呼ぶのは悪いから自分で寝返り頑張った(>_<)

朝食が運ばれて、最初に口にした牛乳がメチャクチャ美味しかった!
ご飯食べてからの回復は自分でも笑っちゃうぐらいすごくって、からだの細胞隅々までふてぶてしく出来てると実感(笑)
起き上れるようになって、写メ撮る元気も出たんで、めったにないチューブにつながった写真を撮りました。点滴君とお友達。
前日先生のサイン入り太ももの術後です〜。

入院一日目。

11時に病院に到着。
手続きにずいぶんと待たされて・・やっと病室についた時には既に私のお昼御飯が机の上に置かれてました。
しっかり冷めてて、レンジで「チン」したかった。
すぐにジャージとパーカーに着替えてリラックス。
病衣はほんとに病人って気がするんで、手術日以外は着ないことにして今からバレー?バスケット?て感じの、全然入院患者らしくない格好になりました。
この時の私は、手術後にやってくる、あの二度と経験したくない「表現できない具合の悪さ不快感」に苦しむなんて思いもせず、とっても脳天気状態でし(笑)
担当の看護師・江頭さん、担当主治医の西野先生が病室に来て下さり手術部位のチェック。
先生の「見ましたよ」サインが太マジックで私の足にしっかり→Y.Nって記入された。
右あしと左あしを間違えないようにだそうです。
お世辞にも綺麗な脚とは言えませんが、記念に写メ撮りました。先生のサイン付です。
5F/東病棟の整形外科ににゅういんです。
ちなみに同階の西病棟は精神神経科で自由に入れないドアと、ドアの向こうの様子が全くわかんなくってちょっと怖かった。

帰って来ました

無事に今日退院して我が家に帰って来ました。
手術当日は辛くて後悔しきりでしたが、気づいてみたら手術を受けた同室4人の中で一番年上の私が一番元気で回復が早かったという、笑っちゃうような結果でした。
最終的な病理検査の結果は18日にわかりますが、「心配いらないでしょう」て先生言ってたし
とりあえず終わったんで「ホッ!」としてます。
とにかく回復が早くって元気で、ブログに載せよう!と写真もいろいろ撮ったんで明日以降に載せていこうと思ってます。

そうそう、今回の入院を2日にしてよかったと思えたことが一つ。
昔の仕事でお世話になった方に、病院のコンビニでバッタリ再開。
一瞬でも時間がずれてたら会えなかったんです。
彼女は13階に入院で私は5階。
コンビニは入院病棟から離れてるから入院患者さんはあんまり行かないし、私も入院期間中1度しか足を運んでないんです。
そのわずかな時間に会わせてもらいました。
彼女の病名は白血病でした。
会えてほんとによかったと感謝してます。
退院前に病室を訪ねゆっくり話すことができました。
2回目の再発で骨髄移植を受けるそうです。
次の外来受診の時にまた会いに行ってきます。
出会いに偶然はないって誰かが言ってました。
意味があって出会ってるって。
彼女の手術が成功するように・・いや、成功すると信じてます。

不思議

市内を車で走ってると一気に花を咲かせた桜並木に目を奪われます。
すっごくきれい!
入学式まで花がもってくれたらいいなって思います。

日本人ってなんで桜見ながらお酒飲むんだろ?不思議(笑)
たしかに桜を見てると、切なくなったり幸せな気持ちになったりするけどお酒とは結びつかないんだけどな〜。
この時期新入社員の皆さんは花見の場所取りさせられたりして大変ですよね。
そういえばここ数年忙しすぎてゆっくりお花見してなかったです。
いつも車の窓からの花見・・。
今年こそ・・・いやいや、今年は病院のベッドの上で花見になりそうです(笑)

かしまし娘

年上の知り合いで75歳のおばあちゃんと、そのお友達74歳・75歳・76歳のおばあちゃんと駅の待合室で30分ほど話をしたんですが、パワフルですごかった。
元気×2 それぞれ思った事をお構いなしに話し出すし、止まらない。
さすが戦後を生き抜いてきた人達って感じでした。
話があちこち脱線し、でも楽しくって目じりのしわが増えてしまった。
そして、ひとりのおばあちゃんから「自分で漬けた大根の漬物、持って帰って」とたくあんを沢山頂きました。
愛車の中は今もたくあんの匂いで充満しています(笑)
消臭スプレーをめいっぱいシュッシュしたけど・・・焼け石に水のようで(笑)
でも、その匂い以上にお手製のたくあんは美味しかったです!
市販とは全然違います(*^_^*)
漬物を上手につけられるっていいですよね。
あと、もう一人のおばあちゃんから「毛糸の食器洗い知っとるね?」と、毛糸で編んだお手製の食器洗いを頂きました。そのおばあちゃんは自分で編んだ毛糸の帽子をかぶって、よく似合ってて可愛かったです。
みなさんそれぞれに器用ですよね。
ご年配の方が、若い人と話をすると元気になる、若返る気がするとよくおっしゃいますが
いやいや何をおっしゃいますやら。
おばあちゃんpowerにこちらが元気を頂きました!って感じでほんと楽しかったです(^.^)

疲れたよ〜。

朝目が覚めたら「痛い・・ヤバい、頭ガンガンする」「吐き気もする」状態でした。
天気が中途半端なわけでもないのに久しぶりの頭痛と吐き気でした。
どんよりした曇り空の時にはよく頭痛と吐き気に悩まされるんですが、今日は何故?
寝方が悪かったかな?
そんな感じで一日がスタート。
今日は10時予約の病院受診。
娘は風邪をひいて鼻水だらだらの為連れて行かないことにした。
からだの切れが悪く家を出るのが遅くなってしまい、病院へは高速とバイパスを使ってカッ飛びました。
頭痛には不思議にチョコレートがよく効くんで、チョコをかじりながら予約時間ギリギリで到着したものの、駐車場満杯で長蛇の車の列。
ヤバ〜い・・。
私は医学部に行かないといけなかったんですが、駐車場警備員さんに歯学部駐車場の空きと歯学部と医学部の建物は中につながった通路がありましたよね?って確認してから移動しました。
車を降りて歯学部の建物に入ろうとしたらそこの警備員さんが「中から医学部につながってます。エレベーターで2Fに行って・・・」と親切に教えてくれました。私から何も聞いてないのに。
先に尋ねた医学部の警備員さんが歯学部の警備員さんに無線で報告してくれてたみたいです。
すご〜い!プロの仕事だ!って感激しちゃいました。
おかげで予約時間を少しだけ遅刻で整形外科受付に到着。
あまり待たずに受診できました。
結果は4月2日入院、4月3日手術です。
入院期間は長くて一週間。早ければ3日。私の頑張り次第だそうです。
どう頑張ればいいんだろ??
で、いきなり「手術前にいろいろ検査をして手術可能な状態かを確認します。これから検査を受けてください」と言われ心の準備もおかまいなしで検査突入。
検査容器7本分の採血と採尿に始まって、胸部レントゲン・心電図・肺活量・麻酔科の受診・再度整形外科でいろいろ説明を受け、最後メディカルサポートで入院申し込み前の必要事項(重要事項?)の説明を受け、入院する整形外科の看護師さんより注意事項の説明で終了。
広い病院の中を上がったり下がったりしながら目的の科へパタパタ移動。どこに何科があるか案内はあってもわかりづらいし方向音痴だからすっごく大変でした。
もうへとへとで疲れた・・・。